2006年10月20日「片筋交いは楽だった・・・」
最近涼しくなってきてもうすっかり秋ですねぇ・・食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋、色々あるけどやっぱり僕の一番のおススメは「コラムの秋!」これで決まり!!(笑)
いきなりですが余談です。
私の妻なんですが、なんと免許証はゴールド!ちなみに腕前はというと、筋金入りのペーパードライバー!妻からすればゴールド免許証もただの身分証明書・・・もったいない・・・
「家族で食事に出かけても運転があるから飲めない。妻が運転できればなぁ・・・」
こんな境遇の方結構多いのでは?辛いですよねぇ・・・
しかし最近になって、「運転を覚えたい!」と妻からの要望があり、実家の軽で少しずつ教習をしていくことになりました。もちろん教官は私。
「一応免許を取得してるわけだし、大丈夫だろう」
そんな考えで始めた第一回目、妻の第一声が
「エンジンってどうやってかけるの?」 ・・・・先は長そうです・・・ 続く
では本編いきましょう〜!
今回は玄関ホールです。玄関の両脇の3尺の壁に補強工事を行っていきます。
工事内容としては、いつもと同じ「三種の神器工事」(第4話参照)を行っていきます。
しかし!ここは条件が違いました・・
和室は真壁でしたが筋交いが片筋交いなので問題なし。台所は大壁なのでなにも問題なし。
ところが玄関は、真壁の壁厚にたすき掛け筋交いを入れなければなりませんでした!(写真 参照)
唯一の救いは裏側は大壁ということでした。
計算上では、105mm角の柱の中に、45mm厚の筋交いをたすき掛けにして90mm、それに9mmの構造用合板を張り、クロス下地に3mmベニヤを張れば、ギリギリ3mmのちりで収まるはずでした。
しかしここで更に問題発生!
なぜかその面の柱は90mm角でした!・・・収まらない・・・かといって大壁に変えると玄関引き戸まで絡んでしまう・・・
考えた結果、
ならいっそケーシングを廻してその部分だけふかして収めよう!という結論に至りました。これで他の部分に影響なくバッチリ収まりました。
どうせなら玄関にはアクセントをつけようと思い、中段に見切りを入れ、遊び心で上下違うパターンのクロスを張り分けようと思っています。(写真 下参照)
こうしてなんとか無事収まりましたけど、他の箇所で裏表両面真壁なんてあったら嫌だなぁ・・不安・・
■建築レポート■既存建物の耐震補強工事2