2005年11月13日「地盤調査」
今回は建物を建てる敷地の地盤の強度の調査です。
建物の構造材は柱は国産檜、梁はベイ松の無垢材で、年輪の数と同じ以上の寿命があるといわれています。
ていうことは、70年以上持つ建物を作る事になります。今注目されている集成柱等では比較にならない寿命になりますので、基礎も頑丈なものを作るわけです。しかしその基礎を支える地盤が弱ければ、建物は傾き、「こんなはずではなかった」と20年後位に後悔しないよう地盤の強度を調査しました。
今回は、「スウェーデン式サウンディング試験」という方法で行いました。木造住宅では一般的な方法です。
スウェーデン式サウンディング試験は、北欧のスウェーデン国有鉄道が路盤の調査をするために1920年頃に採用した方法です。その後1954年に日本の建設省が堤防の地盤調査として導入したのが始まりです。現在では、JIS規格に制定され、戸建住宅向けの地盤調査はほとんどこの方法を実施しています。
「それってどうやってやるの?」と思った人は下記URLを見て下さい。(話が長くなるし、難しいし、興味が無い人にとって面白くないし・・・・途中でやめてごめんなさい)
N値(調査結果)を見て長い将来の事も考えて判断するのは建築する側の判断です。今回は設計士さんが判断します。その結果は?・・・・・次回にて報告します。
スウェーデン式サウンディング試験の説明ページhttp://www.s-thing.co.jp/mov/ss_bb.htm
お楽しみに
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