2005年11月26日「普通じゃない土台敷き」
今日もこのコラムを見に来てしまいましたね・・・フフフ・・はっ!
ど、どうも!岩城剛です!
まず、先週の構造見学会にお越しくださった皆様、まことにありがとうございました。皆様のご意見、ご感想などを聞き、私自身もまたひとつふたつと勉強になりました。もしよろしければ、お問い合わせいただければまたいつでも現場のほうへ見学にいらして下さい。 *ぺこり*
さて、前回でやっと補強工事も一段落しました。そこで今回は床工事にとりかかっていきます。
まずは土台敷き、新設基礎の上に新たな土台を加工して敷いていき、基礎から出てるアンカーボルトで固定していきます。接合部・仕口はもちろん手きざみ!(大工ですから)
「何が違うの?普通の土台敷きじゃん!!」
チッチッチ、ここまでは普通の土台敷き、ここからちょいと一手間
今日のポイント
”旧基礎と新設基礎はケミカルアンカーによって一体化しています。<”コラム第二話”参照>
なら、旧土台と新設土台も一体化させなければ意味がありません!そこで土台を一体化させるべく、土台同士を910ミリ以下のピッチでボルトで連結していきます。(本数だと40〜50本余りですかね。)”
こうすることによって旧基礎・新基礎・旧土台・新土台が全て一体化し、この家の足元がガッチリ固まりました。
ここからは通常工事、大引き土台(鋼製束にて固定)・床根太をいれ、捨て張り構造用合板を張り、そして仕上げのフローリングを張って新たな床の完成です!
今回の工事は全部足元の作業だったからおかげで腰がイタひ・・・ア痛っ!
さて次回の工事は・・・たまには内緒にしときましょうか!
何の工事の話かは来週のお楽しみということで・・・
=ではまた来週!=
■建築レポート■既存建物の耐震補強工事