北村:それは私たちだけではなく、吉田さんや奥秋さんが間に入って色々と打ち合わせをしていただけたからです。
吉田さんとは何現場もお付き合いをさせていただいているので、細部の納め方や過去の例であんな感じでというだけで理解ができてしまうし、逆に吉田さんも私たちがめんどくさい仕事でも創意工夫で楽しんでやっているので、他の業者さんには言えないようなめんどくさいことでも遠慮なく相談していただけるので、すばらしいものができるのだと思います。
オーナーさんの求めているもの、理想とする納まりを一つ一つ伝えていただくことにより私たちの作業も順調に進みました。
その連係プレーがうまくいかないと一度造ったものを壊して作り直したり、又はお客様に妥協していただくという結果になってしまいます。
そのようなことがあると両者にとって後味が悪くなったり、信頼関係が崩れてしまったりでお互いに不幸になってしまいます。
---奥秋さんって以前に岩城さんが担当されたお客様ですか。
岩城(北村住建):そうです。
奥秋さんのご実家で、あそこは吉田さんが設計をされて、僕が担当しました。
基礎工事も大工工事も外注に出さないで、当社のスタッフで作りました。
奥秋様のところにも奥秋さんがプロデュースをしたカフェも造りました。
---(女性アシスタント):このお店は一人でも入りやすいですね。
私は一人で色々なお店に行く人なんですが、私の住んでいる近辺にはこんなにお洒落で一人でも入りやすいお店がないのでうらやましいです。
岩城(北村住建):僕は奥さんと子供を今度連れてきたいです。
北村:そういえば神谷君は彼女を連れてきましたか。
美佐子さん:いえ来ていません。
北村:先日、神谷君と八ヶ岳の現場の帰りにお邪魔したあとに、彼が彼女を連れて行くんだなんて言ってましたんで。
美佐子さん:ぜひぜひ来てください。
皆さんみんな気さくでいい人たちで、こういう人たちにお店を造っていただいたので良かったです。
私たちは工事中の現場へちょこちょこ出入りしては邪魔になってしまっていけないと思って遠慮してしまったので吉田さんにお任せしてしまいました。