---まず最初に高橋さんが設計士さんになられたきっかけを教えて下さい。
高橋さん:きっかけは私の実家が工務店をやっておりまして、その流れで建築の方に進みました。
大学の方で建築学科に入ってから神社やお寺の建物を専攻しまして、その時に勉強して興味をもった事から木造関係のデザインに進んだっていうような感じですかね。
---大学の時に木造関係に興味をもたれてっていう感じですか?
高橋さん:そうですね。今から考えるとそういう形になるのかなって思います。
---設計士さんになられてからどれ位になるんですか?
高橋さん:約23年ですね。
---それでは次に北村住建さんと出会ったきっかけを教えて下さい。
高橋さん:16、7年前に私が設計士として独立した時に、私の知り合いの方に北村さんを紹介して頂いたっていうのがきっかけです。
北村:今現在と出会った頃の高橋さんの住宅のコンセプトは、かなり変わってきているように感じます。
以前は洋風モダンな感じの設計士さんだったけど、この頃は木をふんだんに使った和風モダンに変わってきてますよね?
高橋さん:そうですね。
木をかなり使う提案っていうのはしていますね。
木を使うって事がもう和風っていうようなイメージがあるのですけど、基本的なデザイン方針みたいのは実際には変わってないのですよ。
ただ木を多く使うとどうしてもそっちに目がいくので、そういう印象が強くなっているのですけど…。
---洋風モダンに木を取り入れていった形という状態ですかね?
高橋さん:そうですね。和室があんまり濃いような建物は造っていませんから。
---それでは高橋さんのコンセプトはやはり洋風モダンに木を取り入れたという形になるのですかね?
高橋さん:そうですね。
自分なりの個性の中に、素材として木を提案していければいいなというのはありますね。