日記

2005年12月11日「『新月の木』伐採見学」

IMG_6779.jpg先日、静岡県天竜市(現浜松市)へ天竜杉の新月伐採の見学へ行ってきました。
「新月の木」とは何か?その辺をレポートしてきましたので報告します。

「新月の木」とは、月が新月の時期に伐採された木のことです。今がちょうど新月の時期になります。
新月の時期に伐採された木は、昔から下記のような特徴があることがわかっていました。
ヨーロッパでは一般的に普及していますが、日本では一部の人々が採用しているのが現状です。

新月伐採の特徴
1、腐りにくい(永遠的に)
2、虫が付きにくい(シロアリ、キクイムシ等)
3、割れにくい、変形が少ない(柱などは背割れも必要ないといわれている)

なぜ?
科学的に実験した結果、証明されてきていますが、宇宙の神秘の部類になりますので、色々なジャンルの科学者が科学的に証明しようとがんばっています。
まだ本格的に解明されていない部分もありますが、実験の結果は歴然とした差があると報告されています。

その「新月の木」を日本で普及させるために現認者の育成を目的とした見学会でした。

現認者とは?簡単に説明します。
伐採された新月の木を現場まで一本一本証明する人

1、伐採に立合う
2、木の生えていた場所の特定(GPSで細かく特定する)
3、地域の環境の報告
4、木の大きさの証明(材種、樹齢、樹高、直径など)

上記の内容を公に証明して、建築する建て主の手元まで届けるのが現認者の役目になります。

このような内容の勉強会だったのですが、私は、それより大木の伐採に感動しました。

樹齢150年、樹高40m、直径1メートル23cmの大木の伐採はめったに見ることができません。

きこりの人も「年間で1本あるかないか」だといっていました。

そのために、神主さんもお見えになり、山の神に伐採させていただく事を報告してお清めしました。

普通は神主さんが立会って伐採するのは、神社などの境内に生えている木を伐採する時くらいです。

当社では、「新月の木」を使った住宅を手がけていきますので、興味のある方は、声を掛けてみて下さい。

又、当社で新月の木の伐採見学会なども計画したいと思っていますのでお楽しみに(日時が決まり次第HP上で参加希望者を募集します)

もっと詳しく「新月の木」を知りたい人はここをクリック

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日記 by 北村信行

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