■建築レポート■既存建物の耐震補強工事2

2006年10月27日「THE 研磨」

2006-10-27 001.jpg2006-10-27 013.jpg2006-10-27 014.jpg はじめまして!
今回のコラム日記は神谷悠太が担当いたします。
初めてなのでうまくいかなかったり文章が読みにくかったりするかもしれないんですけど、最後まで読んで下さいね!

 今回、6畳の和室の木部の「研磨・洗い・ワックスがけ」をすることになりました。
普段はもちろん大工なんですが、この日は研磨屋さん・洗い屋さんになりきって仕事をしました。でも、研磨のことに関してはいままで現場で修行してきているので、素人というわけではないのでご安心下さい。
 まずは荒い番数で「サンダー」と「ペーパー」を使用し、研磨をしていくわけなんですが、木部の大部分に、何層にも分厚い塗装とニスが塗ってあり、しかも柱・長押・廻り縁・畳寄せ・敷居・鴨居・・・と、細かい所が多くて・・・苦戦しました・・・(写真 上参照
それからだんだん番数を細かくしていき、最終的に仕上げていきました。

 部屋中が研磨の粉でもんもんとしてて、鼻水は止まらないし、くしゃみも止まらないし、木でおなかいっぱいになっちゃいました。

 次にワックスがけです。研磨した木部をきれいに拭いてから、ワックスを2・3回重ねて塗り、最後に綺麗に磨いていけば完了です。
 新築同様とはいきませんでしたが、以前の印象とは全然違うものになったと思います(写真 中参照

 次に、特殊な薬品を使った「洗い」というのを説明します。
今回は4枚の引き戸の扉を洗いにかけました。薬品を隅々まで塗り、しばらく放置します。するとみるみるうちに汚れが泡と一緒に出てくる出てくる!そしたら水で流す。それだけの簡単なことなんですが、見違える程綺麗になりました。(写真 下参照)これは水でしっかり流さないとシミになったりするので部屋内だとできません。できるんだったら部屋内も喜んでやってましたけど。

そして最後によく水を拭き取り、乾かしてワックスを塗れば完了です。

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■建築レポート■既存建物の耐震補強工事2 by 岩城剛

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