2006年10月13日「台所復活!」
見てください!こんなに綺麗になりました!
解体・補強工事・床組み・そしてボード張り。いろんなことがありましたが、やっと今回新規台所の設置にたどり着きました。
工事以前の台所と見比べてほしいとこなのですが、写真がないのが非常に残念!(撮らなかった私が悪い!) 自分で言うのも変ですけど、いや〜見違えますね!
しかし台所設置でもいろいろありました・・・
まず「換気扇」
基本的に、今の換気扇の壁の開口寸法というのは300角と決まっています。
前と同じ位置に換気扇を取り付ける場合、もともとの開口がそのまま使えればいいのですが、開口の寸法や位置などが合わない場合が多々あります。開口が大きいぶんには、ただ狭くすればいいだけだから簡単なのですが、困るのが小さい場合!開口を広げるということは、内部はもちろん、外部も壊さなくちゃいけなくなるんですよ・・・ちなみにこの家の外壁はモルタルコンクリート。仕事的には、モルタル用のダイヤモンドカッターで広げる部分を切って壊すだけ。
何がイヤって・・・ただ一つ ほこり!
モルタルの切った粉がモワモワモワモワ・・・施工後はまるで浦島太郎!真っ白!!
いやいや・・何回やってもこれはたまらん・・・
次に「蛇口水詮」
流し台をセットしようとしたら、水詮の高さが流しのバックガードにドンピシャ!もろにバックガードの中に入るならそのまま取り付けちゃうんですが、よりによって微妙に半分だけ当たる・・・まいった!
でも水詮の位置は既存のままで大丈夫だったはず・・・何故?・・・わかります?
そう!床をバリアフリーにしたからそのぶんFLが上がったからでした!もう!俺のバカ!
どうしましょう?と考えていたその時、ちょうどお母さんが来て流しの前に立ち一言
「私の身長にはちょっと高いわねぇ。」
これはラッキー!じゃあ身長に合わせて下げましょう〜!台輪の部分を切り詰め、これで万事解決!!
最後にコーキングで仕上げ。これもなかなか苦戦しました・・・
何度やっても粘状物が素直に言う事を聞いてくれなくて・・・固体(木)の扱いは得意なんですけどね(笑)
生まれ変わった台所に、お母さんも大変喜んでいました。それがなによりです!
■建築レポート■既存建物の耐震補強工事2