2006年03月04日「基礎工事最終段階」

IMG_6593.jpgいつもの様に割栗地業、配筋工事も無事終わり、立上りの生コンの打設を行う直前です。

コンクリートの呼び強度はベタ基礎である耐圧盤共24N/m㎥です。設計強度では18N/m㎥ですが当社独自の仕様である設計強度プラス3、そして気温が低く寒いので温度補正が入りプラス3で合計24N/m㎥になりました。

木造2階建ての基礎にしてはすごい強い基礎になります。

出来てしまうと違いはまるっきりわかりませんが、生コン(レディーミクストコンクリート)とはこうゆう物でしょう。だから悪い奴が悪をやりやすいのです。設計強度マイナス3などはかわいい方でシャブコンなんていう水みたいな生コンを打つ奴もいるとマスコミが言っていましたが
同じ建築に携わるものとして信じられません。

当社では、使用したコンクリートの配合を証明するためJIS認定生コン工場の配合報告書、又は納入書を必ず提出します。当たり前ですが

家を新築された方でコンクリートの配合報告書を見たことのある人、又は持っている人は安心です。基礎の生コンを証明する業者であればその後の工事もきっちとしていると思います。又、無い人は業者さんへ求めてみて下さい。JIS認定生コン工場の物であれば、過去3年位前までわかると思います。

こういった当たり前のことがほとんど行われていないようです。高いお金でマイホームを購入、又は建築されるわけですから、皆さんもとことん勉強するか、信頼できる業者(何も言わなくてもきっちとしている業者)を見つけるか二者択一です。

次回は上棟です。
かなり複雑な難易度の高い木材の加工ですので、すんなり棟が上がるか? お楽しみに

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■建築レポート■とことん『和』の家 新築工事 by 北村信行

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