■建築レポート■W邸新築工事

2005年12月11日「割栗地業工事」

105_0589.jpg杭打ちも無事に終わり、割栗地業工事になります。

コラム日記をお読みの皆様から「割栗地業ってなーあに?」と言われそうなので簡単に説明しておきます。

写真のように建物全体に割栗が敷き詰められているのが、ベタ基礎にするためのです。

鉄筋を配筋する前に割栗という10cm〜15cm位に砕いた石を敷いて転圧して地面の土を固める工事です。その後40−0という4cm〜0cmに砕いたジャリのような砕石で目潰しをして完了となります。

割栗は大きさが色々あるのですべて人間の手で一個ずつ平らになるように敷き詰めます。
砕石には再生砕石(古いビル等を解体したコンクリートの塊を砕いた物)もありますが当社は再生砕石は使っていません。

この段階の工事は、建物ができてしまうと見えなくなって(見ることが出来ない)しまいますので、建て主様もよく勉強をしてチェックする必要のある箇所です。
建売、売建の物件は、見えなくなってしまう部分の工事中を見ることが出来ないので、信頼の出来る業者か調べる必要が有ります。

新聞やチラシでベタ基礎をセールスポイントとして広告しているハウスメーカーがありますが、地震大国の日本では今はあたりまえです。特別すぐれているわけではありませんので惑わされないように!!!

今回の工事は,特別すごい内容はないので説教みたいになってしまいましたが、家を建てたいと思っている人は参考にしてより一層勉強をして下さい。(検索サイトでいくらでも調べられます)

次回は、鉄筋工事になります。 出来てしまうと見えなくなってしまう工事なので説教みたいになりますがお楽しみに・・・・・・・・

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■建築レポート■W邸新築工事 by 北村信行

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