家づくりのコラムカテゴリー記事の一覧です

 ◆家づくりのコラム:カーテンについて

家づくりのコラム

 

住まいの窓まわりに設置されるカーテンやブラインド等は、快適な生活に必要不可欠なものです。

視線を遮りプライバシーを確保するだけはではなく、室内の断熱効果、空調機器の省エネ促進、冷気侵入の防止、装飾品としての効果も兼ね備えています。

今回は、一般的に住まいの窓周りに設置されるカーテンやブラインド、スクリーン等の種類と特徴についてお伝えします。

 

 

 

カーテン

 

 

住まいの窓周りの目隠し用品として、最もスタンダードなのがカーテンです。

カーテンレールを設置し、ドレープという厚手のカーテンと、薄手のレースカーテンを組み合わせて使うことが一般的です。

この組み合わせをダブルカーテンと言います。

お手入れがしやすく、入手が簡単で、商品によってはコストが最もかからないというメリットが人気の理由で、組み合わせや色柄が大変豊富なのも特徴のひとつとして挙げられます。

デメリットとしてはカーテンを引いた際に、どうしても左右にカーテンだまりの出っ張りが出てしまうので、狭い部屋の場合は邪魔に感じることや、圧迫感を覚えることもあります。

その場合は色みや、材質によって圧迫感を軽減させることもできるので、工夫して選択したいですね。

 

 

ブラインド

 

 

ブランドは、複数のスラットと呼ばれる羽根が組み合わさることで出来ています。

スラットの材質や、幅によって様々な雰囲気を演出することができます。

木質製、アルミ製、樹脂製が一般的で、ブラインドを用いた部屋はカーテンと比べてスッキリした印象になります。

簡単な操作で開け閉め、採光、視線の遮り方を調整できることも特徴で、ブラインドのある生活に慣れると、快適な毎日に欠かせないものになります。

スラットが折れてしまった場合も、一枚一枚交換ができるため、長く愛用できますが、ホコリが付着しやすく、お手入れしづらいことがデメリットとして挙げられます。

特に濃い色のブラインドはホコリ等の汚れが目立つので、市販の掃除用品を使って小まめに汚れを除去することを習慣にしたいですね。

 

 

縦型ブラインド

 

 

普通のブラインドが水平にスラットを並べているのに対し、スラットを垂直に並べたブラインドのことを言います。

通常のブラインドに比べて軽量で、出入りが頻繁な掃き出し窓でも使いやすく、カーテンに比べてスッキリとした印象になります。

縦型でもブランドならではの操作性の良さはそのままで、スラットが垂直なので汚れも目立ちにくいです。

断熱性や、外部からの遮音性はあまり期待できません。

 

 

ロールスクリーン

 

 

ロールスクリーンは、使用時も収納時も最も窓周りがスッキリします。

上部で巻き上げられた生地を、スクリーンのように引き出して使います。

窓周りだけではなく、空間の間仕切りや目隠しとしても使用されることがあります。

レースカーテンの機能がないため、型ガラス(くもりガラス)と併用して使うと便利です。

 

 

シェード

 

 

生地を水平にたたんだり、広げたりしながら上下に昇降させて使用します。

収納時の布だまりが目立つため、豪華な印象になります。

目隠しの効果がありませんので、型ガラスやレースカーテンと併用して使うことになります。

オーダーメイドの場合、カーテンの生地を使って作ることができるので、掃き出し窓にカーテン、小窓にシェードという使い方をするとインテリアに統一感を持たせることができます・

 

 

プリーツスクリーン

 

 

プリーツスクリーンは、生地を水平にたたんだり、広げたりしながら上下に昇降させて使用します。

基本的なの方式はロールスクリーンやシェードと同じですが、折り目がプリーツスカートのような形状になっており、収納時の布だまりがシェードに比べてコンパクトですっきりとまとまります。

上下で採光の割合を調整することや、レースカーテンとしての役割を果たす効果もあり、とても便利な商品ではありますが、慣れるまで操作がやや難しく、高価です。

六角形のハニカム形状を組み合わせて作られたハニカムスクリーンというものもあり、窓面において優れた断熱性を発揮します。

 

 

今回のコラムでご紹介したものは、どれも家づくりの終盤で選ぶことになることが多いため、予算が回らないこともあります。

早い段階で検討し、インテリアや機能性などのこだわりを持って選定することで、より便利で豊かな生活に繋げることができますので、家づくりの一環として、それぞれのメリット・デメリットと予算を考慮して、プロに相談しながら決められるいいですね。

 

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◆ 執筆者プロフィール ◆

satou_san

ー 佐藤結伽 ー
2級建築士。
2人娘の育児にも奮闘中。
最近、自邸の建設をし
注文住宅を購入する事の素晴らしさと、大変さを身をもって経験した。

 ◆家づくりのコラム:収納について

家づくりのコラム

 

人が生きていくためには、とても多くの物が必要になります。

そのために、住まいにはそれらの物をしまっておくための収納を設ける必要があります。

普段、何気なく使用している収納ですが、その種類は計画する場所やしまう物によって様々な種類に分けることができます。

今回は私たちの生活に無くてはならない住まいの基本的な収納の種類と役割についてお伝えします。

 

 

 

住まいの収納とその役割とは?

 

一般的な住宅に計画される収納の種類と、その役割について確認してみましょう。

 

・クローゼット

 

個室や寝室に設置される収納のことを言います。

奥行きは一般的に450~100mm以下に設定され、折戸等の間口を全て開口できる扉と組み合わせ、扉を開くと収納の内部が全て確認できるように設計されることが多いです。

内部にはハンガーパイプや中段、上段、引き出し等を設けることで、無駄なスペースをなくし、使いやすくなります。

主に衣類や雑貨を収納します。

 

・押入れ

 

主に和室へ設置される収納のことを言います。

間口は約1800mm、奥行きは約900mmで設計されることが多く、部屋からは襖で仕切られる形式となります。

内部には中段や枕棚を設けることが一般的です。

主に衣類や寝具、雑貨を収納します。

 

・ウォークインクローゼット

 

歩いて入ることができる奥行きのあるクローゼットのことを言います。

その多くが中央に通路を設け、壁面に沿って収納棚やハンガーパイプを設置した形状になっています。

クローゼットとしての広い間口が取れない場合でも、出入口のスペースを確保するだけで収納が計画できることや、カビが発生しにくい特徴があります。

主に衣類や雑貨を収納します。

 

・ウォークスルークローゼット

 

出入口が2つあり、通路兼収納スペースとして使われるクローゼットのことを言います。

個室や寝室だけではなく、浴室周辺に設ける場合は、タオルや生活用品の収納に役立ち、キッチン周辺に設ける場合は、食品庫としても活用することができます。

上手くプランに取り入れることで、家事動線や生活動線の円滑化や、通路の有効活用に繋がります。

 

・シューズインクローク

 

玄関付近に設けられる、靴のまま内部に入ることができるウォークインクローゼットのことを言います。

玄関に置いておくと邪魔になるけれど、玄関の土間に置いておきたいものを収納するのに役立ちます。

靴や傘はもちろんですが、自転車や、三輪車、ベビーカー、アウトドアグッズ、コート等が収納対象になります。

 

・納戸

 

物を収納するための部屋のことを言いますが、建築基準法上で居室としての基準を満たす採光が確保できない部屋も納戸として表記されます。

サービスルームと表記されることもあります。

 

・パントリー

 

キッチンの付近に設置される食品庫のことを言います。

キッチン自体の収納スペースが少ない場合や、キッチン自体の収納が足りない場合でもキッチンをすっきりと片付けることができます。

食材ストックの保管や、災害時の備蓄庫としても役立ちます。

 

 

・床下収納

 

床下のスペースに設置される収納スペースのことを言います。

600mm×600mmの大きさで設計されることが多く、高基礎の場合は床下の高さを利用して収納スペースとすることもあります。

保存食や、漬物、梅酒、大掃除用具等の頻繁に使わないものを保管するのに役立ちます。

床下収納の多くは、床下の点検口として活用されます。

 

 

・小屋裏収納

 

屋根裏を利用した収納スペースのことを言います。

出入りには、はしごを使うことが一般的ですが、階段を設けることもあります。

天井高が1400mm以下で作られ、季節のものや思い出の品などの使用頻度の低いものを収納しておくのに役立ちます。

 

・埋め込み収納

 

壁の厚みを利用した収納スペースのことを言います。

奥行きが200mm以下となることが多いため、薬やトイレットペーパー、文具等の厚みの小さいものを収納するのに役立ちます。

構造に影響のない壁に計画することになるため、設置できる場所が限られます。

 

 

収納をより活用するために

 

住宅に計画される収納には、様々な種類があることをお伝えしました。

住まいに設置される様々な種類の収納を活用するためには、以下のことを計画段階で考慮しておく必要があります。

 

  • なんとなく計画するのではなく、何をどこにしまうのかを明確にして計画する。(収納する物が大きい場合、寸法も含めて計画しておくと安心です。)
  • よく使うもの、必要に応じて使うもの、何かあった時に使うもの等、使う頻度に応じて収納スペースを用意する。
  • 必要に応じて飾る収納も計画する。

 

収納が最大限に活用されるために大切なことは、使いやすく、しまった物を忘れない収納であることです。

収納スペースが多ければ良いということではなく、しまいたい場所にしまいやすい収納があることが大切なのです。

収納を計画する際には、もう一度自身の持ち物や生活スタイルを見直す必要があります。

その上で使いやすく、暮らしに寄り添った収納計画ができるといいですね。

◆ 執筆者プロフィール ◆

satou_san

ー 佐藤結伽 ー
2級建築士。
2人娘の育児にも奮闘中。
最近、自邸の建設をし
注文住宅を購入する事の素晴らしさと、大変さを身をもって経験した。

 ◆家づくりのコラム:シックハウスについて

家づくりのコラム

 

シックハウス症候群とその対策は、近年、住宅とは切っても切れない関係となりました。

家づくりにあたり、その家に住む全ての人が快適で健康的に過ごすことは、誰もが望むことだと思います。

そのためには、便利な間取りを考えることや、機能性の良い住宅設備機器を設置することだけではなく、シックハウス対策にも気を使う必要があります。

この記事では、シックハウス症候群とは何なのかという事から、家づくりにおいて、シックハウス症候群の対策として気をつけたいことを解説します。

 

 

 

シックハウス症候群はなぜ起こるのか?

 

シックハウス症候群とは、住まいに使われている材料や家具などの調度品から発生する化学物質や、カビやダニなどの害虫によって室内の空気が汚染されることで起こる健康状況への悪影響のことを言います。

なぜ近年、シックハウス症候群が問題視されるようになったのでしょうか。

それは、住宅の高気密化が進んだことが第一に挙げられます。

昔の住まいと比べて、高気密化した住まいは、室内の空気の循環がしにくくなりました。

そのために空気汚染の原因物質からの影響を受けやすい環境となったのです。

 

シックハウス症候群の原因となるのは、材料に含まれる化学物質やダニやカビだけではなく、暖房器具から放出される一酸化炭素や二酸化炭素、窒素酸化物、たばこの煙に含まれる有害な化学物質も挙げられます。

 

全ての人が健康被害を受けることなく快適に過ごせるように、シックハウス症候群の対策にはまずこれらの原因物質を換気によって室内に滞留させないことが大切です。

 

シックハウス症候群の症状

 

シックハウス症候群とは、医学的に確立された単一疾患ではありません。

そのため、住まいが原因となる様々な健康的不具合を総称してシックハウス症候群と呼びます。

主な症状としては、以下のことが挙げられます。

  • めまい
  • 吐き気、嘔吐
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 疲れやすい
  • 蕁麻疹
  • 湿疹
  • かさかさする
  • 鼻水
  • 涙目
  • 目がちかちかする
  • せき
  • 乾燥

これらの症状の原因となる化学物質は、13種類あるとされています。

建築基準法によって、この化学物質を使った建材の使用は制限されていますが、どの化学物質がどのような症状を起こすかは個人差があります。

 

 

引越しから間もなくこのような症状が出ることや、同じ家に住む家族が同じ症状を訴える場合はシックハウス症候群を疑うことになります。

医療機関で適切な処置を受けた上で、住宅にも適切な対策を行いましょう。

 

シックハウス症候群対策とは?

 

シックハウス症候群対策として一般的な手段をお伝えします。

住まいに適切に導入されているか確認してみましょう。

 

・24時間換気

2003年から建築基準法で義務化され、近年建設される住宅には必ず導入されている換気システムで、1時間で0.5回以上部屋の空気が入れ替わるように、性能を満たした換気扇と給気口が設置されます。

 

 

・ホルムアルデヒドの等級制度の確認

合板等の建材は、化学物質であるホルムアルデヒドの放散により、シックハウス症候群を引き起こす原因となっています。

ホルムアルデヒドの放散量はF☆☆☆☆(フォースター)、F☆☆☆、F☆☆、F☆で表され、☆の数が多いほどホルムアルデヒドの放散量が少ない建材となります。

なるべくF☆☆☆☆の建材を使用するように心がけ、建材だけでなく、使用する家具や接着剤の等級も確認しておくと安心です。

 

 

・住宅性能表示制度の利用

国の登録を受けた第三者機関によって、設計段階、工事中、完成時にそれぞれ定められた基準を満たしているかを検査し、住宅の性能を評価する制度です。

住宅性能表示には、ホルムアルデヒドの放散量や化学物質濃度の測定結果を表示する項目がありますので、導入することで室内の環境を信頼できる情報として確認することができるため、安心に繋がります。

 

 

 

シックハウス症候群の意味と、対策についてお伝えしました。

快適な住まいは、便利なプランだけでは実現しません。

空調等の室内環境にも気を配り、住む人が本当の意味で快適に過ごすことができる家づくりができるといいですね。

 

 

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◆ 執筆者プロフィール ◆

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 ◆家づくりのコラム:手摺りについて

家づくりのコラム

 

近年、社会の高齢化が進むにつれ、家族の安全を考慮して住まいのバリアフリー化が積極的に行われるようになりました。

この記事では、住まいのバリアフリー化や安全確保に欠かせない手すりについて、必要な場所や、その高さについて解説します。

 

 

 

手すりが必要な場所とは

 

手すりの役割は、動作の補助や転倒防止等です。

手すりを設置する場所は、段差がある場所や立ち座りの動作を行う場所だけではなく、手すりを必要とする人が、可能な限り自分の力で生活できるように配慮して計画する必要があります。

日常的に手すりを必要としている人が家族にいる場合、その人の使いやすい位置や場所を本人と検討して手すりの計画をするようにしましょう。

 

・廊下の移動補助

 

廊下は、自室からトイレや食事室、浴室へ移動するための大切な移動経路であることが多いため、必要に応じて手すりの設置を計画しましょう。

設置高さについては、身長や身体機能によりますが、腕を真直ぐ下ろした状態で手首の位置や大腿骨大転子の位置と合わせると丁度良い高さになるとされています。

その他にも使いやすい杖の高さを参考にすることもあります。

だいたい床から750~850mmの高さが一般的です。

 

・出入口の操作補助

 

出入り口付近では、縦型の手すりを必要に応じて計画しましょう。

扉の操作を行う場合や、出入りの際にバランスを崩しやすいため、扉の開閉や出入りの動作を実際にイメージしながら計画すると良いでしょう。

手すり上端が肩と同じくらいの高さになることを目安にすると丁度良い高さになるとされています。

 

・階段の移動補助

 

階段の手すりは、住宅の計画でも最も一般的になっています。

階段の段鼻から高さ750mmが標準とされていますが、健康な成人の場合は低く感じることが多いため、階段をよく利用する人や、将来的な計画も合わせて検討できるといいですね。

 

・便器横の立ち座り補助

 

トイレの便器横には、立ち座りの上下動作を補助する手すりを必要に応じて計画します。

現段階で必要が無い場合でも、インテリアに馴染むシンプルなたて手すりや、小型のハンドグリップを計画しておくと後々の備えになり安心です。

手すりが必要な家族がいる場合は、L型手すりが安全で有効です。

縦型手すりの場合、手すりの中心が便器先端から200~300mmの位置が標準とされています。

立ち上がった姿勢で、体の前方に手すりが来るように取り付けることで、体を引き寄せて立ち上がる動作が行いやすくなります。

紙巻器の位置関係も考慮して、使いやすい位置をイメージしながら計画しましょう。

 

・玄関段差補助

 

日本の玄関には段差が出来てしまうものです。

その段差を越える動作や、靴を履くための座り込み、そこからの立ち上がりのための上下動作を補助する手すりを計画しましょう。

立ち座りの上下動作を縦型手すりで補助し、その後の歩行に向けて横型手すりを組み合わせると動作がスムーズになります。

手すりの高さは、上端が段差を上がった状態で肩の高さに来るようにすると丁度良い高さになるとされています。

玄関は人目につく所なので、意匠的にも配慮して手すりを選べるといいですね。

 

・浴室

 

浴室では、洗い場から浴槽への出入りを補助する縦型手すり、浴槽内で体の姿勢を維持し、立ち上がる動作を補助するための横型手すり、出入り口付近の縦型手すりが主に必要になります。

システムバスの場合、ショールームに足を運んで実際の動作を行いながら手すりの位置を検討すると効果的です。

浴室は、住宅の中でも転倒事故が多く起こる危険な場所です。

動作補助はもちろんですが、転倒防止の意味でも必ず手すりの設置を検討したいですね。

 

 

住宅の中で、手すりが必要な場所とその位置についてお伝えしました。

手すりの位置を決める際には、必ずメインで使用する本人の意見を聞きながら計画を行うことが大切です。

現段階で家族に手すりを必要とする人がいなくても、急なケガや病気、妊娠の後期などには普段健康な人でも体が思い通りに動かなくなってしまうこともあります。

家族にとって本当に住みやすい住宅にするために、手すりの計画は必要不可欠と言えますね。

 

 

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 ◆家づくりのコラム:コントローラーについて

家づくりのコラム

 

近年の住宅の設備機器は、どんどん便利に進化し、私たちの暮らしを支えてくれるようになりました。

それらの便利な設備機器を動かすためのコントローラーの位置は、住宅の計画に欠かせないものとなりました。

馴染みの深い給湯器のスイッチや、床暖房やエアコンのコントローラー、インターホンの子機はもちろんですが、照明や省エネ設備のコントローラーなど、設置する設備に応じてコントローラーの位置も便利な位置に設置しなければ、便利な設備機器を使いこなせない可能性もあります。

今回は便利な暮らしに欠かせないものとなった、設備機器のコントローラーについてお伝えします。

 

 

 

給湯器のリモコン

 

給湯器のリモコンは、文字通り給湯器のオンオフや給湯温度の設定、お風呂のお湯張りを行うためのリモコンです。

一般的にメインリモコンと浴室リモコンがあり、メインリモコンはキッチンや洗濯室などのお湯をよく使う場所に取り付けられます。

高さは130㎝以上の成人の目の高さに設置すると操作がしやすく、子どものいたずら防止になります。

また、対面キッチンの場合は、立ち上がりの壁にも設置できるが、作業性や水跳ねに留意する必要があります。

インターホンの子機などの他のコントローラー類とまとめて家事動線上に設置するとスマートで、場合によっては化粧パネルなどで隠すこともできますが、よく見える位置に設置することで省エネ意識の向上に繋がる効果があります。

 

 

キッチンに食洗器が付いている場合、給湯器のスイッチはあまり使う機会がありません。

お風呂を沸かす場合も、栓が閉まっているか確認した上でスイッチを押す方が多いため、設置位置はキッチンに拘る必要はありません。

お湯をよく使うことになる水廻りの近くに標準を絞って設置しておくと便利です。

 

床暖房のリモコン

 

床暖房の熱源器のオンオフと温度などの設定をするためのリモコンです。

給湯器と床暖房の熱源器が一体になっている場合でも床暖房のリモコンは給湯器のリモコンと別になります。

床暖房を使う部屋の入り口部分や、床暖房を使う部屋の照明スイッチの側に設置することが多いです。

 

 

 

インターホンの子機

 

家の外に設置されるインターホンの親機の受信機となるのがインターホンの子機です。

モニター式のものがほとんどで、リビングやキッチン等の日中多くの時間を過ごす場所に設置されることが多いです。

 

 

玄関ホールや、廊下など、玄関へ向かう動線上に設置する場合もあります。

電話と一体になっている機種もありますので、生活に寄り添った便利な位置に設置できるといいですね。

子機が増やせる機種もありますので、迷った場合は子機を増やして設置すると安心です。

寝室に置くことや、家事中に持ち運ぶ用として備えておくこともできます。

 

照明コントローラー

 

照明のオンオフはもちろんですが、調光や色温度を設定するコントローラーです。

部屋全体の照明演出を団欒・作業・くつろぎなどのシーンに合わせて1つのパネルで操作できるコントローラーと照明システムも注目されていますね。

照明のコントローラーは、部屋の入り口からすぐ手が届く壁に設置すると便利です。

リモコンタイプのコントローラーの場合は、紛失しないようにリモコンの置き場所をきめておくと安心ですね。

 

 

ホームセキュリティのコントローラー

 

ホームセキュリティを契約した場合、外出時や帰宅時に操作を行う操作パネルです。

一般的に、外出や帰宅をした場合、一定時間内操作をする必要がありますので、玄関ホールや玄関から近い部屋の壁に設置されます。

 

 

ホームコントローラー

 

電気設備の集中制御装置のことを言います。家庭内全ての電気設備機器や家電製品を1台でコントロールできるため、家庭内のエネルギーを一括で管理し、常に最適な状態にすることができます。

この場合、回線は全てネットワーク化されていますので、スマートフォンやパソコンやテレビ等で操作を行うことができます。

家庭内全体の省エネの意識付けや、操作の便利さを考慮すると、専用のタブレット端末を一台用意して、リビングに設置してもいいですね。

 

スマートフォンひとつで外出先から家電を管理出来ます♪

 

住まいに設置するコントローラーについてお伝えしました。

コントローラーの設置位置については、後回しになってしまうことが多いですが、早い段階から計画を行い、便利な設備機器をより便利に使いこなせるようにしたいですね。

 

 

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 ◆家づくりのコラム:上り框について

家づくりのコラム

 

日本の住宅の玄関で、重要な役割を果たしているのが上り框です。

「あがりがまち」と読み、靴を脱いで家の中に入る日本の玄関には欠かせない存在と言えます。

今回は、そんな上り框の意味や、使われる材料とその特徴についてお伝えします。

上り框は、住まいを訪れた誰もが目にする部分になり、家の印象を左右する部分とも言えますので、その役割や材料の特徴をよく理解した上で計画したいですね。

 

 

 

 

上り框とは

 

上り框とは、玄関から廊下やホールに上がる段差に、床材の端部を隠すように水平に取り付ける横木のことです。

玄関で必ず目に入る場所に設置されますので、見栄えがいいことが求められます。

また、出入りの際にはまたいだり、踏んだり、腰掛けたりする部分ですので、耐久性が必要になります。

直線の框はもちろんですが、曲線を描く形状の上り框も人気で、来客を優しく迎えることや玄関のスペースの有効活用にも役立ちます。

それぞれの住まいに合った形状や素材で上り框を選びたいですね。

 

上り框の高さ

 

上り框は、外と室内を分ける意味や、水や外の汚れが室内に進入しにくくすること、靴を脱いだり履いたりする際に動作がしやすい高さの設定をする必要があります。

一般的に上り框の高さ設定は200mm程度とされています。

これは階段1段分と同じくらいの高さです。

健康な成人が上がりやすい高さですね。

この高さ設定は、様々な工夫ができる部分でもあります。

一般的な200mmを上るのが辛い小さい子どもやお年寄りが生活する住まいの場合、手すりや式台や靴脱ぎ石と組み合わせることで高さを緩和することもできますが、框の高さを低くすることも検討できます。

車イスの乗り入れも視野に入れて、全く高さの無い玄関を想定することもできますね。

家族の状況を考慮して、バリアフリー化する必要があればぜひ検討したい部分です。

 

段差を極力少なくして将来的にも安心な設計です♪

 

逆に、高さを400mm以上にすることで、腰掛けやすいベンチとして利用することもできます。

来客が多い場合、腰掛けて話しをする場所や、ガーデニング等のアウトドアの趣味がある場合は休憩場所としても便利に使えます。

 

 

少し高さを持たせて腰掛けにもピッタリです!

家族の状況や住まい方、玄関の使い方に合わせて上り框の高さを設定すると、より暮らしに寄り添った便利な住まいになります。

 

上り框に使われる素材

 

上り框の素材は耐久性のあるものはもちろんですが、玄関の個性を演出する役割もありますので、住まいの雰囲気に合った材質を選びたいですね。

一般的に上り框に使われる素材は以下のようになっています。

 

  • 木材

無垢材や集成材や既製品など木材の玄関框は、樹種もカラーバリエーションも豊富なため、空間のコーディネートがしやすく、価格帯も低く設定されているため、最も人気な選択肢です。

特殊な加工で曲線形状の上り框を作ることも可能です。

 

 

  • 石材

天然の石材は高級感があり、玄関の空間演出で活躍してくれる素材です。

大理石や御影石などインテリアに馴染みやすく、床材として使われることの多い石材がよく使われます。

 

 

  • タイル

耐久性が高く、汚れに強いタイルは上り框に適した素材です。

床材がタイルの場合、タイルを上り框や玄関巾木にすることで統一感のある空間になります。

 

  • ステンレス

ステンレスの上り框は、車イスの乗り入れなどの傷が気になる玄関の框として人気の素材です。

また、公共施設等の上り框にもよく使われているほど、高い耐久性を期待できる素材です。

インテリアや、玄関框に求める耐久性や、予算にあわせて適した素材を選びたいですね。

 

 

玄関の上り框の役割と、高さの検討、素材についてお伝えしました。

玄関は毎日使うもので、家の顔とも言える部分です。

住まい全体の雰囲気が良くなるような、それぞれの家庭に合った上り框の計画ができるといいですね。

 

 

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注文住宅を購入する事の素晴らしさと、大変さを身をもって経験した。

 ◆家づくりのコラム:照明器具について

家づくりのコラム

 

私たちの暮らしを便利で安全に明るく照らしている照明器具は、家作りに欠かせない設備のひとつですね。

普段何気なく使っている照明器具ですが、実に様々な種類があり、部屋の用途によって上手に使い分けることで、住まいはより過ごしやすい空間になります。

今回はこの照明器具の基本的な種類と、失敗しない選び方についてお伝えします。

 

 

 

照明器具の種類の基本

 

様々な種類がある照明器具ですが、住宅に使われる基本的な器具のタイプについて確認してみましょう。

 

・シーリングライト

 

 

天井に直接設置するタイプの照明のことを言います。

薄く、すっきりとした見た目のものが多く、光源を乳白色の素材で覆うタイプのデザインが多いです。

光を効率的に分散し、一台の照明で広い空間を照らすことができます。

 

・ダウンライト

 

 

天井に設置する埋め込み照明です。

天井から出っ張らないため、空間がすっきりします。

アクセントや補助照明として設置される場合や、複数並べて設置し、部屋全体のメイン照明として使われます。

 

・ペンダントライト

 

 

天井から吊るすタイプの照明です。

大きさやデザイン、明るさが豊富で、1つだけ設置することや、複数を組み合わせて設置することなど様々な設置方法があり、ダイニングの部分照明としても、部屋の全体照明としても広く使うことができます。

狭い空間や、天井が低い部屋では圧迫感が出ることや、設置高さにも注意が必要です。

 

・ブラケットライト

 

 

壁に取付けるタイプの照明です。

天井に照明を取り付けることが難しい階段などの全体照明や、化粧用として鏡の上に取り付けられることや、広い空間の補助照明として取り付けられることが多いです。

 

・スポットライト

 

 

空間の強調したい部分を照らす照明です。

壁に飾った絵や、置物を照らすことや、タイル仕上げの面を照らすことで空間にアクセントと奥行きを演出することができます。

 

・スタンドライト

 

 

主に手元灯として補助的に使われる照明です。

家具の脇や、部屋の隅、テーブル等に設置するなどに置き、部屋の限られた箇所を照らすことや、アクセントとしての役割で設置されます。

 

光の色について

 

光の色は、色温度によって表すことができます。

色温度はケルビン(K)と言い、この値が高いと照明は青白く、値が小いと温かみのある赤っぽい色になります。

例えば、日中の太陽の色温度は約5500K、夕日の色温度は約2000Kとされています。

住宅に使われるランプの色には、電球色 色温度約3000K・温白色 色温度約3500K・

昼白色 色温度約5000K・昼光色 色温度約6500Kがあります。

電球色は温かみのあるオレンジ色の照明で、くつろぎや団欒、食事の空間である寝室、リビング、個室、ダイニングに適しています。

昼白色、昼光色は青白い色の照明で、作業や勉強を行う部屋の明りに適しています。

最近では、リモコン操作によって光の色を変えられる照明器具もありますので、団欒にも作業空間にも使われるリビングや、勉強にもくつろぎにも使われる子ども部屋で便利に使うことができます。

 

それぞれの部屋の用途によって光の色を使い分け、快適に過ごせるようにしたいですね。

 

照明器具選びで失敗しないために

 

家作りにおいて、照明器具選びは意外と失敗の多い部分です。

以下の点に気をつけて、照明器具選びで失敗を感じることがないようにしましょう。

 

・現物を確認する

照明器具は、カタログで選ばれることが多いです。

カタログには、写真や基本データしか掲載されていません。

そのため、実際に取り付けるとイメージと違うことや、明るさが足りない、または眩しいというようなトラブルが発生します。

照明器具選びの際は、できる限り現物をショウルームや売り場で確認しましょう。

 

・照明の大きさを考慮する

照明器具の大きさを正しく理解せずに器具選びを行うと、扉との干渉や、部屋に対しての圧迫感、バランスが悪いなどの失敗に繋がります。

家の図面に照明器具を落とし込んで確認することや、家具の配置計画も合わせて検討しましょう。

 

・照明器具メーカーのプランニングを活用する

照明器具メーカーでは、家のプランに合わせて、適した照明の計画をプロがアドバイスしてくれるサービスを行っています。

要望と予算からプランニングを行ってもらうことで、適した照明の設置を知ることができ、照明計画のトラブルを防ぐことに役立ちます。

 

・部屋の用途に適した計画を

照明の計画を行う際には、その部屋でどのような動作が行われるのかということをよくイメージする必要があります。

例えば、LDの場合は部屋のどの辺りにダイニングテーブルを置いて食事をするのか、ソファでは本を読むので手元照明が必要ということなど、細かいところまでイメージすることで、暮らしに寄り添った便利な照明計画を立てることに繋がります。

 

照明ひとつでお部屋の雰囲気が大きく変わります!

 

 

照明器具の基本的な種類と、失敗しないための選び方について解説しました。

照明器具の計画は、便利で豊かで安全な生活のために欠かせない部分です。

多くの時間を使って、しっかりと検討し、失敗のないようにしたいですね。

 

 

葛飾区で工務店をお探しのお客様は北村住建へ

◆ 執筆者プロフィール ◆

satou_san

ー 佐藤結伽 ー
2級建築士。
2人娘の育児にも奮闘中。
最近、自邸の建設をし
注文住宅を購入する事の素晴らしさと、大変さを身をもって経験した。

 ◆家づくりのコラム:スイッチ・コンセントについて

家づくりのコラム

 

皆さんあけましておめでとうございます。

今年も皆さんのお役に立てる様な情報を発信して行きたいと思いますので、本年もよろしくお願いいたします。

 

という事で今年初めのコラムは「スイッチとコンセント」についてのお話しです!

 

電気設備は、住宅にとって欠かせないものです。

照明や家電製品が無くては現代社会では暮らすことができませんし、これらがあることで私たちは便利な毎日を過ごすことができていますね。

照明をオン・オフするために住宅に取り付けるスイッチや、家電製品を使うためのコンセントは普段何気なく使用しているものですが、便利な機能を持ったスイッチやコンセントがあることはご存知の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんなスイッチやコンセントの種類について解説します。

便利な機能を持ったスイッチやコンセントを知り、適した場所に使うことで暮らしの便利さはアップしますよ。

 

 

 

 

スイッチの種類

 

スイッチとは、照明器具や換気扇をつけたり消したりするために取り付けられます。

最近は指先で操作するものではなく、手のひらの軽い力で押せるワイドタイプのスイッチが主流になってきていますね。

一般的に住宅で使われる便利な機能のあるスイッチからご紹介します。

 

・人感センサ付きスイッチ

 

 

人が通ると照明器具が点灯するセンサ機能のあるスイッチです。

明暗センサを兼ねていて、暗い時しか点灯しないものや、タイマー機能があって決められた時間だけ点灯するもの等、便利な機能を兼ね備えているものもあります。

玄関や廊下、階段などに取り付けることで、荷物を両手に持っていてもスムーズに移動をすることができます。

トイレなどに取り付けると、感染症対策にも役立ちます。

 

・調光スイッチ

 

 

ダイヤルによって照明器具の明るさを0~100%までお好みに調節できる機能があります。

リビングや寝室など、様々な用途に使う部屋で、その行動に合わせて明りを便利に調整できます。調光機能がある照明を選定した上で取り付けましょう。

 

・パイロットスイッチ

 

 

スイッチに小さなライトが内蔵されていて、明りが点灯している際には赤色に、消灯すると緑色に変化する機能を持っています。

外部の照明等のスイッチから点灯状況がよく見えない場所や、消し忘れが多い場所に使われます。

 

・ほたるスイッチ

 

 

スイッチに小さなライトが内蔵されていて、常に光っているため、暗闇でもスイッチの位置がわかりやすくなっているスイッチです。

玄関や廊下など、スイッチを探す機会の多い場所で使われます。

 

・タイマー付きスイッチ

 

 

タイマーで設定した時間だけ器具の電源を入れることができるスイッチです。

付けた後にその場を離れることが多い換気扇や、電気式暖房などの消し忘れの多い場所に使われます。

 

・リモコンスイッチ

 

 

スイッチ自体が取り外せるようになっていて、取り外すとリモコンになり、壁に残された部分が受信センサとして機能するスイッチです。

リモコンの無い照明でも、このスイッチと組み合わせることでリモコン操作ができるようになります。

 

・コンセント内蔵スイッチ

 

 

スイッチハンドルを開くと、内部にコンセントがあり、掃除機がけや、洗面所のドライヤーなど一時的にコンセントを使いたい場合に便利なスイッチです。

 

コンセントの種類

 

コンセントとは、電気製品のプラグを差し込むために住宅の壁に取り付けられたものです。2口が最も一般的ですが、テレビ周りやキッチンなどの電気製品を多く使う場所では4口や6口など多く取り付けることもあります。

エアコンには200Vコンセントを使用することや、IHクッキングヒーターには専用の大容量コンセントを取り付けるなど使われる電気製品によって回路を分け、適したコンセントを選択する必要があります。

それでは、便利な機能を持ったコンセントの種類を確認してみましょう。

 

・防雨コンセント

 

 

野外に取り付けることができるコンセントです。

駐車場の横など、庭で電源の必要な場所に取り付けると便利に使うことができます。

最近では、電気自動車の充電用に取り付けられることも増えてきました。

 

・足元灯付きコンセント

 

 

明暗センサが内蔵されていて、暗闇で足元灯が点灯する機能を持っています。

廊下や階段脇に設置すると転倒防止に役立ちます。

足元灯部分が取り外せるようになっていて、非常時に懐中電灯として使える機能のあるものもあります。

 

・スイッチ付きコンセント

 

 

スイッチによってコンセントに流れる電流をオン・オフできるコンセントで、コンセントプラグをわざわざ抜かなくても待機電力を節電することができます。

キッチンの家電製品や、エアコン、ウォシュレットなどプラグを抜くことの少ない場所に設置されます。

 

・床埋め込み型コンセント

 

 

床に埋め込むタイプのコンセントで、使う時だけ取り出すことができるため、ダイニングテーブルの下などで便利に使うことができます。

床材としてよく使われる木の色に合い、違和感無く空間に溶け込むデザインになっています。

 

・端子一体型コンセント

 

 

TV端子やLAN端子等の接続が必要な電気製品の使用を想定して設置することで、配線がスマートになります。

最近では充電用USBと一体型のコンセントも登場し、電子機器の充電が想定される寝室やリビングで活躍しています。

 

 

便利な機能のあるスイッチとコンセントについて解説しました。

これらの機能を持ったものは、普通のコンセントやスイッチに少し金額を上乗せするだけで取り付けることができますので、より便利な暮らしを実現するために、住まいの計画に合わせて設置したいですね。

 

 

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ー 佐藤結伽 ー
2級建築士。
2人娘の育児にも奮闘中。
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注文住宅を購入する事の素晴らしさと、大変さを身をもって経験した。

 ◆家づくりのコラム:カウンターについて

家づくりのコラム

 

近年の住宅では、リビングやダイニングに向かってキッチンを配置する対面キッチンが人気を集めています。

対面キッチンの場合、キッチンとリビング・ダイニングを腰壁で間仕切り、天板にカウンターを設置することが多いです。

住宅でカウンターを設置する代表例がこの対面キッチンに伴うものなのですが、その他にもニッチや、トイレ、ワークスペースやちょっとした空間にカウンターを設置することもあります。

カウンターは適した場所に設置することで便利に暮らしを支えてくれますので、家作りの際には積極的に取り入れたいですね。

今回は住宅のカウンターに使われる材質とその特徴についてお伝えします。

 

 

 

 

住宅に使用されるカウンターの種類

 

・木製カウンター

 

住宅で使われる木製カウンターは、無垢材・集成材・積層合板が一般的です。

木製カウンターは温かみがあり、どんなインテリアにもなじみやすく、価格帯も幅広く用意されていることから、住宅で使われるカウンターの素材として人気です。

ただし、基材が木ということで、耐水性には注意が必要です。

特に無垢材の場合はパイン材やひのき、ウォルナット材などの比較的水に強い樹種を選ぶことや、耐水塗膜を施されたカウンター材を選定しましょう。

水廻りのカウンター材として木製カウンターを用いる場合は、カウンター用に予め加工された集成材がおすすめではありますが、無垢材は使い込むうちに色味の変化を楽しめ、高級感があります。

 

 

木製カウンターの美観を長く保つためには、日々のお手入れと塗装等の定期的なメンテナンスが必要ですので、木材の特性を理解した上で選定したいですね。

 

・人工大理石カウンター

 

人工大理石は主成分や製法によって様々なものがありますが、住宅に使われる人工大理石カウンターは、樹脂系の人工大理石が美観、耐久性、共に優れ、色柄も豊富なため主流になっています。

代表的な商品はアクリル系のデュポン社製品のカウンター「コーリアン」ですが、国内メーカーによる商品も豊富になったことから、価格帯も消費者に優しい設定が実現しています。

石目調のものはもちろん、樹脂の加工性を活かした柔らかい色味のものや、ガラスのような透明感のあるものなど人工大理石ならではの色柄の豊富さも人気の理由のひとつです。

 

お手入れもしやすく清潔感のある人工大理石はキッチンカウンターの定番です♪

 

・天然石材カウンター

 

重厚感のある天然石で作られたカウンターは、根強い人気があります。

耐水性、耐熱性、美観に優れた御影石や大理石が主に用いられますが、重量があり、加工が難しいことなど、その扱いの難しさから比較的高級な選択肢となっています。

ただし、耐汚染性や、耐薬品性に欠けるため、日々の清掃に気を使うことや、定期的なメンテナンスは必要不可欠です。

それらの弱い部分をカバーするためのコーティング技術も発達しているため、日々のメンテナンスに気を使えないけれど、天然石カウンターを採用したい場合はコーティングを施すこともおすすめです。

 

・メラミンカウンター

 

様々な柄を印刷されたメラミン化粧板を、積層合板等に貼り合わせてカウンター材として生成したものです。

メラミン化粧板は耐水性、耐磨耗性、耐熱性に優れているため、カウンター材に適しています。

代表的な商品はアイカ社のポストフォームカウンター等です。

色柄のバリエーションがとにかく豊富で、加工性も良く、カウンター材の寸法を細かく指定することもできます。

 

・タイル仕上げカウンター

 

耐水ベニヤ等の下地材に、タイルを貼って仕上げたカウンター材です。

タイルの持つ耐久性、耐熱性、耐汚染性に優れ、高級感があり、タイルの貼り方によってオリジナリティのあるカウンターにすることができます。

ただし、目地の汚れや目地割れが入りやすいため、日常的に清掃を行う必要があります。

 

・ステンレス製カウンター

 

ステンレスの薄板をカウンター形状に加工したもので、耐水性、耐熱性、耐汚染性、清掃性に優れ、住宅のカウンター材として選定した場合、とても個性的で存在感のあるものになります。

ステンレスの表面の仕上げはヘアラインが主流です。

水廻りには大変適した素材ですが、冷たさがあるので、肌の触れる部分のカウンターとしては特徴を理解した上で採用する必要があります。

 

スタイリッシュな質感が人気のステンレスカウンター

 

 

様々な作業が行われるカウンターは耐久性はもちろんですが、清掃性が良いことや、キッチン周辺に用いる場合には耐水性や耐熱性にも考慮が必要です。

オーダーメイドとなることが多いカウンターですが、できるだけ現物サンプルで質感を確認し、インテリアコーディネートも考慮した上で選定できるといいですね。

 

 

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 ◆家づくりのコラム:タイル施工について

家づくりのコラム

タイル施工とは、住宅における仕上げ工事のひとつです。

他の仕上げ工事と比較すると高価な工事ですが、その分タイルを施した部分はメンテナンスの手間が少なく済み、独特の高級感と存在感の演出ができます。

適した場所に適したタイルを貼ることで、タイルの機能性を充分に活かすこともでき、住宅はより暮らしやすいものになりますよ。

近年はDIYでも注目されているタイル工事ですが、家づくりで使われる主なタイルとその特徴についてお伝えします。

 

 

住宅に使われる基本的なタイルの種類

一般的な住宅に使われるタイルの種類を確認してみましょう。

まずは、タイルの主体である素地(きじ)の種類からお伝えします。

 

・磁器質(Ⅰ類)

素地は硬く、透明性があり、緻密です。

叩くと金属製の澄んだ音がするのも特徴です。

吸水率3%以下のもので、玄関の床や内外装の壁、内装等幅広く使われます。

凍害防止用の仕上げとしても活用されます。

 

・せっ器質(Ⅱ類)

素地は硬く、吸水率が10%以下のもののことを言います。

磁器質と同じく、内装・外装・床の全てで幅広く用いられます。

凍害防止用の仕上げとしても活用されます。

 

・陶器質(Ⅲ類)

素地は多孔質で、吸水率が50%以下のもののことを言います。

叩くと濁った音がするのもの特長です。

薬品に強く、清掃性に優れていることから内装の特に水廻りで使用されています。

 

次に、タイルの表面に釉薬が施されているか、そうでないかによる分類を確認してみましょう。

 

・施釉タイル

表面の光沢と、水分や汚れの侵入を防ぐために素地に釉薬を施して焼成したタイルのことです。

清掃しやすく、汚れにくく、色彩のバリエーションが豊富なことから住宅の内外装の床や天井に広く使われます。

表面に光沢の無い仕上がりになるマット釉も存在します。

 

・無釉タイル

釉薬を施さず、素地本来の色味や顔料を使って色をつけたタイルのことです。

施釉タイルよりも滑りにくく、耐摩性に優れるのも特徴です。

そのため、公共施設や公園、歩道等の床仕上げに用いられることが多いです。

この他にも、以下のタイルが住宅で広く用いられます。

 

・モザイクタイル

1枚の面積が50㎠以下のものを言い、繊細な仕上がりが特徴で、張り合わせによって絵や図柄を表現することもできます。

目地の面積が多くなるため、滑り止め効果があることや、水勾配の施工がしやすいことから、水廻りの床に主に使われてきました。

最近は、装飾の意味も兼ねて壁にも広く使われるようになっています。

 

浴室などを彩るモザイクタイルは水まわり素敵に演出してくれます♪

 

 

・スクラッチタイル

押出成形の際に、針やくしのようなものでタイルの表面を引っかくようにして、表面に細かい溝模様のあるタイルです。

無釉タイルで光沢がなく、重厚感を演出できるため、建物の外装に用いられます。

 

・テッセラタイル

割り肌と言って、石を割った雰囲気のタイルのことを言います。

製作に手間がかかることから高級で、重厚感があります。

主に建物の外装に用いられます。

 

・テラコッタタイル

イタリア語で焼いた土を意味するテラコッタは、素焼きの風合いを活かしたタイルのことを言います。

暖色系で温かみがあり、空気孔が多いことから床暖房にも適しているため、床仕上げとしてよく用いられます。

 

・レンガタイル

ブリックタイルとも言い、レンガを模した軽量タイルや、レンガでできたタイルを言います。

古くから人類に寄り添って発展し、建築に使われてきたレンガは独特の温かみがあり、現在は様々な色合いのバリエーションがあることから絶大な人気を誇っています。

内外装共に壁仕上げとして使われます。

 

・石調タイル

大理石などの天然石の風合いを模して作られたタイルで、石材の美しさを再現しながらメンテナンスがしやすく、扱いやすいことが特徴です。

 

タイルならキッチン背面のアクセントにピッタリです!

 

 

比較的高級な材料に位置づけられているタイルですが、床暖房に適しており、高い耐久性、防火性、耐摩性、清掃性、意匠性等のタイルの持つ機能性から住宅で広く使われています。

予算と合わせて、タイルを使った高級感のある素敵な住まいづくりができるといいですね。

 

 

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